完全にUSBメモリのみでUbuntu8.04をUSBメモリへインストール

自分が使っているパソコンには、FD及びCDドライブがありません(T_T)
前々から、USBメモリへLinuxを入れて、OSを持ち歩きたいと思っていましたが、
インストール手順の、「Live CDを焼いてCDから起動・・・」の一言の前に諦めていました。

今回、時間ができたので、改めてUSB Linuxについて検索をすると、
USBメモリのみでできそうなので挑戦しました。
ここに成功した時の備忘録を残します。

スペック
使用PC        :Panasonic Let's note CF-R7 (USB差し込み口数 2、USBブート可)
インストーラ作成環境:Windows Vista SP1
インストール対象   :ubuntu-ja-8.04.2-desktop-i386.iso
USBメモリ1      :BUFFALO USB2.0 Flash Drive (2Gバイト)
USBメモリ2      :adata C801 (4Gバイト)

命題:完全にUSBメモリのみでubuntu8.04をUSBメモリへインストールせよ

結論からいうと可能です。
解も色々とあるようですが、いいところでどれも失敗(T_T)
というわけで、今回はUSBメモリを2本使いインストールをしました。
2GのUSBメモリへインストーラを設定し、4GのUSBメモリへ
OSをインストールしました。

[やることリスト]
1.2GのUSBメモリへインストーラを設定
2.インストーラを起動
3.インストーラで4GのUSBメモリへパーティションを作成する
4.インストーラで4GのUSBメモリへGrubを設定する。
5.インストール
6.再起動
7.Grubを再設定

手順は7つです。
OSインストールの性質上、パーティションなどを操作するので、
操作を間違えると、取り返しのつかないことになります。
その点をご留意のうえ、自己責任で、慎重に操作願います。
USBメモリを操作していると思ったら、いつのまにかハードディスクを操作していた。
そんな恐ろしいものの片鱗を味あわないようにしてください。

1.2GのUSBメモリへインストーラを設定
インストーラとは、USBメモリから起動するLive CD版のUbuntuのことです。

 1-1. USBフラッシュを挿入し、USBフラッシュがマウントされたドライブレターを確認する。
    (自分の場合はFドライブでした。以降、適宜読み替えてください。間違えると悲惨です。)
 1-2. USBフラッシュ(2G)をFAT32でフォーマットする。
 1-3. 以下よりインストーラ作成ツールをダウンロード
     http://www.pendrivelinux.com/downloads/Ub8convert2.exe
 1-4. ダウンロードしたexeを実行し、インストーラを解凍
 1-5. 以下よりubuntu-ja-8.04.2-desktop-i386.isoをダウンロードし、
    作成されたUbuntu8ディレクトリへコピーする。
     http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/download
 1-6. Ubuntu8の、fixu8.batをテキストエディタで開く
 1-7. 28行目から43行目を見て爆笑する。
 1-8. fixu8.batにインストーラをコピーするUSBフラッシュのドライブを教えるため、
    以下のように直接ドライブレターを設定するように改変する。
     1-8-1 25行目から77行目まで削除
     1-8-2 25行目に以下を記述
      set drive=F
 1-9. fixu8.batを実行する。Stage 3になったら適当にキーを押す。
     Windows Vistaの場合はどうせ失敗する。
     XPの場合は、処理が成功するので、再度ドライブレターを確認後、正しければキーを押そう。
 1-10. Windows Vistaの場合は、Fドライブにある、makeboot.batを右クリックし、管理者として実行を行う。
     ドライブレターを確認後、キー押下すると、見事インストーラの完成。

 [参考]
 QuicknEasy USB Ubuntu 8.04.1 installation from Windows | USB Pen Drive Linux
 http://www.pendrivelinux.com/usb-ubuntu-804-installation-from-windows/

2.インストーラを起動
 2-1. Windowsをシャットダウンする。USBフラッシュはそのままにしよう。
 2-2. BIOSの設定でUSBブートするようにする。
 2-3. USBメモリよりLive CD版が起動する。
    この時点で、USBメモリ(4G)を挿入しておく。
 2-4. 起動メニューでインストールを選択する。

3.インストーラで4GのUSBメモリへパーティションを作成する
インストーラが起動すると、言語、キーボード、タイムゾーンを聞いてきますが省略します。
partitionerの操作のみを記載します。
fdisk?なにそれ?喰えんの?
 
 3-1. 手動を選択
 3-2. インストール先のUSBメモリ(4G)がどのように認識されているかを確認する。
    自分の場合は、/dev/sdcと認識されました。適宜読み替えてください。
 3-3. 以下のように/dev/sdcを設定します。
    sdc1 /window FAT32 1000M
    sdc2 / ex3 3000M
    sdc3 swap 33M
    33M残ったのでswapにしました。

4.インストーラで4GのUSBメモリへGrubを設定する
インストール直前の最終確認までデフォルトのまま「次へ」を選びます。

 4-1. 最終確認画面の右下にある「拡張」をクリック
 4-2. grubのインストール先を /dev/sdc に変更

 本操作が必要かどうか分かりません。
 デフォルトが(hd,0)なので、もしやハードディスクに傷がつく?と思い、
 どうせ壊れるならUSBメモリだな、と判断し/dev/sdcを選択したまでです。

5.インストール
USB1本のみの場合はここでエラーになります。
Live CDのシステム情報が入った領域を壊すことはできないので、
当然と言えば当然ですが、2刀流に気がつくのに1ヶ月かかりました(T_T)

 5-1. 次へをクリックする。

6.再起動
長かったインストールが終わると、再起動を促すポップアップが出るので
クリックします。
電源が切れる直前に、メディアを外せと言ってくるので、そしたら
インストーラのUSBメモリ(2G)を外し、エンターキーを押下します。

7.Grubを再設定
再起動し、インストールしたGrubからubuntu起動!
そして、「no such parthion」(T_T)
というわけで、Grubを設定しなおします。

 7-1. Grubでeを押下。
 7-2. ubuntuの起動に合わせてeを押下
 7-3. hda(2,1)とあるのをhda(0,1)に修正。(1つ目のパラメータを0にする)
 7-4. 元の画面に戻りbを押下。(起動!!)
 7-5. 起動後に/boot/grub/menu.lstを開いて、hda(2,1)をhda(0,1)に修正
 
 おそらく手順4が関係するかもしれませんが、インストール時は
 /dev/sdcという3番目のディスクとして認識されているので
 hda(2,1)が最初に設定されていると思われます。
 (たぶん0から数える)
 なので、このGrubを起動したディスク(つまり 0)を指定することで
 起動するのでしょう。たぶん・・・。

 [参考]
 AZ::Blog はんなりと、あずき色: Ubuntuで「error 22 : No such partition」となって起動できない場合の対処法
 http://www.overcube.com/blog/archives/2008/02/ubuntu22_no_suc.php


これでUSBメモリのみを使用し、USBメモリへubuntuがインストールできます。

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