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zoom RSS 2012年に人類が滅亡するって易経に書いてあるんだってさ

<<   作成日時 : 2010/11/04 01:15   >>

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11月になり、2010年もあと2カ月となりました。
早いものです。
もうすぐ2011年で、その次がいよいよ2012年です。

この2012年という年は、1999年並に人類の終末となる年だと噂されています。
根拠は色々あるのですが、その中の1つに「易経に書いてある」といった噂があります。
これには考え込んでしまいました。
なにせ、自分が持っている岩波文庫の易経(上)(下)には、そのようなことが一切書かれていませんから(T_T)
これは一体どういったことでしょうか。

まずは日本のサイトを調べてみました。
それによると、外国人のテレンス・マッケナという人が易経を計算したら
2012年12月21日で終わりだった、というものがほとんどでした。

なるほど・・・。
で?
易経の何をどう計算したらそうなったの?
その問いかけの答えはおろか、問いかけ自体が日本のサイトにはありませんでした。
恐るべしゆとり教育。

というわけで、Terence McKennaで検索しなおして、外国のサイトへ。

wiki
http://en.wikipedia.org/wiki/2012_phenomenon#Timewave_zero_and_the_I_Ching

youtube
http://www.youtube.com/watch?v=w-prt5d6m6s
http://www.youtube.com/watch?v=vtnV25LWFQ8

wikiとyoutubeで予備知識を蓄えて以下のサイトへたどり着きました。

Fractal time and the I Ching
http://survive2012.com/index.php/fractal-ching.html

どうやらテレンスさんは、タイムウェーブゼロという理論を提唱した人らしいです。
時間の経過で増減する新しさを、引いては満ちる波に例え、それをタイムウェーブとしました。
新しさとは、社会全体へのつながりの増加や、複雑で難解なものが、きちんと体系化されたかどうかで
決めます。
そのタイムウェーブを新しさから計算したところ、以下の2つが分かりました。
・新しいものが見つかるスパンが非常に短くなっている。
・2012年12月21日にタイムウェーブが0になる。

そして次が大事なのですが、そのタイムウェーブの振幅が
易経と同じだと主張しています。
根拠は以下の通り。


まずは易経と天文学について。
1.易は64の卦がある。
2.1つの卦には6本の爻がある。
3.64 X 6 = 384日 → 太陰暦13か月(太陰暦1か月約29.5306 日で、13か月で383.8978日)
4.384 X 64 = 24576日 → 約67年104日6時間 → 太陽の黒点周期6回弱(1周11.2年)
5.24576 X 64 = 1572864日 → 約4306年 → 春分点の星座2時代分(1時代2000年)
6.1572864 X 6 = 9437184日 → 約25836年 → 春分歳差1周分(1周約25800年)

上記の通り、易は古代中国のカレンダーで、易に関連する倍数は
天文学的だそうです。

1.と2.はOKですが、残りは疑問です。
3.は13か月といってますが、イエス・キリストが死ぬ前から13には意味があったのでしょうか。
4.は6回分とのことですが、中途半端な回数ですね。
5.は古代中国では、すでに星座が88に分類されていたとでもいうのでしょうかね。
6.はすごいですね。ほぼ一致ですが、なぜそこは6倍なのでしょうか。やっぱりこじつけ?


そしてタイムウェーブゼロへのこじつけがされます。

1.2012年 - 67年 = 1945年 → 大いなる変化の年 ( 広島へ原子爆弾投下 )
2.2012年 - 4300年 = 2300 BC → 歴史的な時間の始まり( 意味不明。青銅器時代の開始とか? )
3.2012年 - 275,000年(4300X64) = ホモ・サピエンスの出現
4.2012年 - 1800万年(275,000 x 64) = 哺乳類の台頭
5.2012年 - 13億年 = 生命の誕生

おそらく、タイムウェーブのスパンが早くなっていると主張しているのでしょう。
1.と2.はいいとして、3.4.5.は2012引く必要ないですね。
1万年ぐらいずれても何の影響もありません。
それから、1.を2001年9月11日にしている人たちもいます。
2012年に何も起きなかった時の言い訳にするのでしょうね。

上記の通り、2012年をひくと歴史的に重要な節目の年に波が最大になるから、
2012年がタイムウェーブ0と主張し、その節目は64倍の年ごとにあるようです。

易経は関係ないですね。
単純に64という数字が欲しかっただけです。
自分の理論に箔をつけるために、西洋人が神秘や畏敬を感じる易経を取り出し、
こじつけただけです。


さて、最後に易経の話をします。
易経に数字の話が一切ないかというとそうではありません。
周易繫辞上伝には次のような数字の説明があります。
(かなり簡略化して書きます。詳しく知りたい場合は、周易繫辞上伝が易経(下)に収録されているので
読んでみてください。)

1.占いには筮竹を使う
2.筮竹は全部で50本
3.1つの老陽を得るのに必要な筮竹の数は36本
4.1つの老陰を得るのに必要な筮竹の数は24本
5.乾の卦(6本の老陽)を得るのに必要な筮竹の数は36 X 6 = 216本
6.坤の卦(6本の老陰)を得るのに必要な筮竹の数は24 X 6 = 144本
7.5.と6.の合計は360本で1年
8.64卦の陽爻・陰爻それぞれ192爻
9.64卦全体の陽爻の筮竹数は36 X 192 = 6912本
10.64卦全体の陰爻の筮竹数は24 X 192 = 4608本
11.9.と10.の合計は6912 + 4608 = 11520本

11.の11520という数字が、万物の数に相当するらしいです。
テレンスさんが少しでも易経に詳しければ、11520という数字を使って
こじつけをしたのでしょうかね。


終末論は怖いですが、本当に怖いのは人間です。
1999年の時と違って、2012年は、キリスト教圏(聖書)、アジア(易経)、南米(マヤ文明)と
より多くの地域、人種、宗教にまたがっています。
人為的に破壊活動がされても、テロや破壊工作だと思わないで、
運命だと諦める人が多くなる仕組みになってます。
テロリストや人の弱みに付け込む銭ゲバどもにはいい隠れ蓑ですね。
こんな論理が破たんした内容が広く流布されるのは、
情報が広まると得をする連中がいるからに他なりません。
本当に注意するべきは人間です。

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